エバー航空ストライキによる対応方法をまとめました。
実際には、対応が異なったり、変更される場合があります。
最新情報は公式ホームページや予約センターに確認することをお勧めいたします。
エバー航空日本路線一覧と日本路線欠航一覧
まずは、エバー航空の日本路線を確認しておきましょう。全16路線あります。
路線 | 備考 |
---|---|
旭川=台北(桃園)※1 | 2019年6月16日から7月14日の水・日曜運航 |
札幌=台北(桃園) | |
函館=台北(桃園) | |
青森=台北(桃園)※2 | 2019年7月17日から運航開始 |
仙台=台北(桃園) | |
東京(成田)=台北(桃園) | |
東京(成田)=高雄 | |
東京(羽田)=台北(松山) | |
名古屋=台北(桃園) | |
小松=台北(桃園) | |
大阪(関空)=台北(桃園) | |
大阪(関空)=高雄 | |
松山=台北(桃園)※3 | 2019年7月18日から運航開始 |
福岡=台北(桃園) | |
福岡=高雄 | |
沖縄=台北(桃園) |
ストライキになった、エバー航空航空券の対応について
基本的には、航空券を購入した店舗や会社で、キャンセルや振り替え、払い戻しの手続きを行います。
つまり、旅行会社・航空券販売サイト(エクスペディア、
スカイチケット)での購入は、各旅行会社・航空券販売サイトにて手続きを行うことが必要になります。
エバー航空で直接対応を行うのは、エバー航空の公式ホームページからの購入のみとなります。
ストライキにより、予約便が欠航になってしまった場合は、航空券を購入したところへ速やかに連絡をしましょう。
ストライキになった、エバー航空航空券のキャンセル・払い戻しは可能?
ストライキの影響で、欠航や遅延になったエバー航空の航空券は、9月20日までにキャンセルが可能で払い戻し対応ができます。
既定のキャンセル料金かからず、ほぼ全額が戻ります。(海外の空港税が購入時と返金時の為替差損によって影響を受けるため、購入時と同額ではありません。)
なお、欠航や遅延になっていない航空券は、キャンセルできません。
例えば、年末年始や来年のゴールデンウイークの予約を、ストライキを理由にキャンセルはできないので注意が必要です。
ストライキになった、エバー航空航空券の変更は可能か?
ストライキの影響で、欠航や遅延になったエバー航空の航空券を持っている場合、9月20日まで無料で予約の変更が可能です。
日付の変更のみ可能で、発着空港の変更はできません。(例えば、東京発を大阪発に変更することはできません。)
エバー航空が完全に運航してない路線は、他の航空会社への振り替えや他の航空会社とエバー航空を乗り継ぎ便に変更ができます。
変更は、持っている航空券と同じ予約クラスでの変更になります。そのため、変更日が満席の場合は、キャンセル待ちになります。
また、航空券の期限ある場合、最大3か月延長することができます。
なお、変更可能な指定期間が設定されます。お盆や年末年始には変更できないのが一般的です。
ストライキになった、エバー航空便の振り替えは?
ストライキにより、欠航になってしまった便は、エバー航空の他の便に振り替えの他、他の航空会社にも振り替えは可能です。
しかし、チャイナエアラインがストライキの時は、既に他の航空会社は、すでに予約を変更したお客さんで満席になっており、振り替えができなかったケースが多数ありました。
他の航空会社への変更は、取れたら超ラッキーという感じです。
LCCには、振り替えしてもらえません。
結果的には、エバー航空の他の便への振り替えが現実的です。
振り替え便は、予約のキャンセルが多く、結構空いていたという話があったそうです。
ストライキになった、エバー航空の特典航空券はどうなる?
特典航空券には、2種類あります。
エバー航空の特典航空券と提携しているスターアライアンス特典航空券です。
エバー航空の特典航空券の場合でエバー航空が定める期間の特典航空券を持っている場合、エバー航空に連絡をして、キャンセル・払い戻し、もしくは日付変更を依頼します。
キャンセル・払い戻しの場合は、所定のキャンセル料金などは掛からず返金等が行えます。
ANAマイレージクラブやユナイテッド航空のマイレージプラス等でエバー航空の特典航空券を発券した場合は、それぞれのマイレージサービスデスクに連絡し、キャンセル・払い戻し、日付変更を依頼します。
キャンセル・払い戻しの場合は、所定のキャンセル料金などは掛からず返金等が行えます。
ストライキになった、エバー航空のコードシェア便はどうなる?
エバー航空は、日本台湾間の路線を他の航空会社と共同運航を行っておりコードシェア便が設定されています。
エバー航空運航便に、一部の便にはANA、ニュージーランド航空、タイ国際航空、エア・カナダの便名が追加されています。
※コードシェア便とは、2社以上の航空会社によって共同運航している便の事です。
例えば、東京(成田)発のエバー航空運航のBR195便には
- エア・カナダのAC6542便
- ANAのNH5805便
- ニュージーランド航空のNZ4935便
- タイ国際航空のTG6353便
合計4つの便名が設定されています。
(写真は成田空港のフライト情報より引用しました。)
つまり、ANAで航空券を購入するとNH5805便の航空券を購入することができます。
NH5805便の航空券を持っていて、エバー航空のストライキに該当してしまった場合、キャンセルや振り替え、払い戻しの手続きをコードシェア便の元であるANAで行うことになります。
この場合でも、キャンセル料金かからず、ほぼ全額が戻ります。
コードシェア便の航空券を購入した場合は、エバー航空に連絡しても手続きができませんので、コードシェア便の航空会社で行います。
ストライキになった、エバー航空利用のツアーはどうなる?
エバー航空を利用しているツアーについては、催行ができなくなるのでツアーが中止になります。
申し込みをした旅行会社より、連絡があり全額返金の対応になります。
他のツアーに変更はできませんが、返金との差額を払うことで新たなツアーに申し込みすることができます。
航空会社を変更して、同じ日程のツアーを行うことは、航空券の確保ができないので、残念ながらツアーが中止になってしまします。
詳しくは、申し込みをした旅行会社にお問い合わせください。
予約したエバー航空便がストライキになったが、予定があり絶対に台湾に行きたい
予約は、先着順なのでスピード勝負です。
まずは、台湾路線を運航している会社のホームページから、迅速に予約を行いましょう。
予約を取った後に、欠航になったエバー航空便の払い戻しを行いましょう。
エバー航空での払い戻しや振り替え作業を行っていると、肝心の他社の空席が無くなります。
エバー航空日本路線一覧と他の航空会社運航一覧
旭川=台北(桃園)
タイガーエア台湾
札幌=台北(桃園)
ピーチ・アビエーション
チャイナエアライン
函館=台北(桃園)
タイガーエア台湾
青森=台北(桃園)
代替航空会社なし
仙台=台北(桃園)
ピーチ・アビエーション
タイガーエア台湾
東京(羽田)=台北(松山)
JAL
ANA
チャイナエアライン
下記2社は台北(桃園)行き
ピーチ・アビエーション
タイガーエア台湾
東京(成田)=台北(桃園)
JAL
ANA
チャイナエアライン
キャセイパシフィック航空
スクート
タイガーエア台湾
ジェットスター・ジャパン
名古屋=台北(桃園)
JAL
チャイナエアライン
キャセイパシフィック航空
スターフライヤー
エアアジア・ジャパン
小松=台北(桃園)
タイガーエア台湾
大阪(関空)=台北(桃園)
JAL
チャイナエアライン
キャセイパシフィック航空
タイガーエア台湾
ピーチ・アビエーション
松山=台北(桃園)
代替航空会社なし
沖縄=台北(桃園)
チャイナエアライン
ピーチ・アビエーション
タイガーエア台湾
ストライキになり、台湾に行けなくなった。その時台湾のホテルのキャンセル料や補償はどうなる?
ホテルは、航空会社の欠航証明書があれば、キャンセル料金を免除してくれます。
直接予約した場合は、ホテルに連絡を行い、旅行会社や旅行サイトで予約した場合は、旅行会社や旅行サイトに連絡をしてみましょう。
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