台湾で変身写真を撮ったことがありますか?
私はこれまでに6回ほど撮影しています。
結婚したての頃、子供ができてから、そして3世代でも撮りました。
それそれに良い思い出がありますが、多少なりとも大変な部分もありました。
台湾で「変身写真」の体験をしてみたいなぁと考えている人の参考になればいいなと思います。
結婚写真の撮影
私が結婚したときに日本で撮った写真はいわゆるごく普通の結婚写真と呼ばれるようなものです。
親族が集まって写真に納まるという普通のもの。
あれから数十年経った今も親族が集まった写真が一般的なものだと思います。
私は結婚式を神社で行ったこともあり、結婚式の衣装を全て和装にしました。
そのためウエディングドレスを着ること無く、心の片隅に「ウエディングドレス着たいなぁ」と思っていたのです。
しかし何の理由もなくウエディングドレスを着るのも変ですし、着たら写真も撮りたいですよね。
実は、私はそのころテレビか雑誌で見た台湾の結婚写真が忘れられなくて、主人と一緒に台湾に撮りに行きました。
その時に見た台湾の結婚写真というのは綺麗な写真集のようになっていて素敵なページが何枚もあるのに衝撃を受けたからなのです。
「こんな写真が撮れたらいいなぁ~」という気持ちだけで、台湾に行き結婚写真を撮りました。
当時、同じものを日本で作ることを考えたら、お値段は格段に安く「台湾で撮ろう!」と決断したことを記憶しています。
ウエディングドレス姿を台湾で撮影したことがきっかけで、今までに何度も台湾で「変身写真」を撮っています。
私が撮影したのはかれこれ 25年ほど前の話ですが、今でも台湾の結婚写真は素敵だと思います。
「結婚写真」は「変身写真」で撮影するよりも「結婚写真専門店」で撮ったほうが納得のいくものができると思います。
今も台湾に行けば屋外でウエディングドレスを着たカップルが撮影しているのを見かけます。
幸せそうなお二人と台湾のきれいな風景とがあいまって、私もあの頃のことを思い出します。
私は屋外で撮影はしませんでしたが、今となっては室内、屋外両方で撮影するべきだったなぁと思います。
私が撮影したお店はすでに閉店しているようです(残念!)。
家族写真の撮影
子どもが生まれてから、家族写真を残すために2歳から「夢工場」という写真館で写真をとり始めました。
「夢工場」を決めた理由は子供用の衣装があるからです。
それからというもの「夢工場」でばかり撮影しています。
とはいえ、小学校に入ってからは写真は撮っていません。
理由は、子どもの衣装を一通り着てしまったからです。
日本でいうところの「スタジオアリス」のような子ども専門の写真館ではないので、子ども用の衣装が沢山あるわけではありません。
その点に関しては仕方がないと思っています。
子どもの衣装を一通り着てしまった後は、日本から子供の衣装を持って行ったこともあります。
衣装の持ち込み費用は取られませんでした。(ただし、お店のほうに子どもの衣装は持ち込みするという旨の連絡は入れました)。
もし、どうしても着たい衣装が手元にあるならば持っていくという手もありますね。
「夢工場」の予約はインターネットで出来ますし、日本語でメッセージを書いても大丈夫なので、毎回、到着日の翌日の朝一番の予約時間にして予約を取っています。
そのほうが顔が疲れていないので、調子がいいですからね。
男性用の衣装はそれほど多くありません。
この点についてはあまり期待をしないほうがいいかもしれません。
3世代の写真
3世代の写真も、家族写真同様で特に変わりがありません。
ただ、人数が多いのでメイクなどの支度に時間がかかるかなという程度です。
もちろん全員衣装を着て撮影します。
とっても華やかな写真になりますよ。
さすがに撮影したアルバムを2冊作るのは(金額的に)大変なので1冊のみです。
撮影した際の写真のCD-ROMをいただいたので、CD-ROMをもとに日本でフォトブックを作成してオリジナルの写真集を1冊作りました。
旅行中の姿や、写真館で撮影したものなどを一つにまとめて1冊に仕上げることができるのでおすすめですよ。
女性が一人で撮る写真
台湾の旅行本などで見かける「変身写真」のイメージは、これかもしれません。
これだけの回数を行っていると、女性のグループで観光に来ている方が変身写真を撮っている姿をよく見かけました。
女性のグループが多いのですが、年齢層はバラバラです。
20代の若いお嬢さんから60代かな?と思われる女性のグループまで様々です。
一人で来ている方もいますから、本当にいろいろな人が撮影しているなぁという印象です。
また、台湾に住んでいる親子がお嬢さんの「変身写真」を撮っていたこともありました。
お店によっては男性が女性に変身して写真を撮るものOKなところもあります。
ここからは「夢工場」でのお話です。
他の写真館では少し違うところもあるかもしれませんが、参考になれば幸いです。
顔がむくまないようにケアはしたほうがいいと思います。
着るドレスのデザインによっては肩を出すものを選択しても大丈夫なように、夜寝るときは下着(ブラ)はつけないほうがいいかもしれませんね。
撮影時に下着(ブラ)の跡が出てしまったらちょっと悲しいかも。(ある程度画像修正できると思いますけど、私は着けないです)
変身写真当日の様子
下着は着けていくのか、メイクはどうするのか気になりますね。
私の場合は下着は着けていきます(ちなみに、夜はブラをつけて寝ることはしませんでした)。
ホテルから写真館までの間だけですから、下着の跡がついてもすぐに消えるかな?って思って。
メイクは日焼け止めだけ。
ちゃんとメイクをしていっても大丈夫だと思います(フルメイクの状態で行ったことがないので断言できないです。ごめんなさい)
着るものですが、トップスはブラウスのような前にボタンのあるもののほうがいいですよ。
洋服を着たままメイクやヘアをある程度まで行うので、Tシャツのような被り物の場合は、脱ぎ着が大変です。
ボトムスはなんでもOK。
お好きなものを着て行って下さい。
メイクをします
指定された時間に行き、お店の人とプランの確認をします。
この時、他のプランにする?とか聞かれますが、ここは頑張ってプラン変更はしないようにしています。
実際はこんな風になるよ、ドレスもう1枚着る?なんて言われると、ふらふらっと「やってもいいかも」って思っちゃうのですが、お値段が怖いですから~。
その後はメイクに移りますが、変身写真というからには、メイクはお任せで行ったほうがいいかもしれません。
というのもやっぱり写真映えする化粧は、いつもしているメイクとは全く違うと感じます。
相手はプロなので、その部分はお任せしても大丈夫だと思います。
私は一切メイクに対して言わないですが経験上、派手にしてもらったほうが写真映えしました。(つけまつげの重ね着けなんて当たり前です。アイプチもしますよ)
髪形は「こんな感じがいい」というのは伝えられます。
髪飾りも「どっちが好き?」と一緒に選ぶこともできます。
メイクなどやってくれる人は簡単な日本語ができますので、意思の疎通は大丈夫です。
何も聞かれない場合には、こちらからガンガン言っても大丈夫です。
エクステ・大きな髪飾りなどもあり、日常生活ではなかなかできない大胆な髪形も大丈夫です。
この際ですので、別人に変身したほうが楽しいですよ。
ドレスのサイズは調整してくれるので気にしない
気になるのはドレスのサイズですが、ワンサイズだと思います。
というのも「1つデザインで複数のサイズが揃えてある」というのは見たことありません。
写真をみて何点か選び、最終的には選んだものから現物を見て選びます。
サイズの小さい人は、ドレスの背中を縫い付けて調整します。
逆にサイズの大きい人は背中のチャックが閉まらないので、背中に布を入れてから、背中が見えないよう縫い付けて調整します。
肩からショールを羽織ったら見えないので問題ありません。
背中が開いていてもポーズによっては何とかなります。
ただ、腕周りだけはどうにもならないので、そういう場合は袖のないドレスを選ぶなどしなければなりませんね。
気になることは1つ、ネイルはやってもらえません。
昔は簡単に色を塗ってもらった記憶があるのですが、なくなっていました。
「ネイルもちゃんとしたい」と思っている人は自分でやっていくか、全くしないか考えたほうがいいと思いますよ。
私の場合、ネイルチップを持って行きました。
ただし、ネイルチップは自分でつけ外しをしなければならないので、そこだけは注意してくださいね。
撮影開始
私はいつも同じ人(男性)が撮影してくれているのですが、日本語での複雑なコミュニケーションはちょっと難しいかなと思いました。
しかし簡単な日本語と英語とジェスチャーで何とかなります。
日本語のできるメイクの人が付いていてくれるので困ったことはありませんでしたよ。
ポーズによっては「これ以上曲がりません(泣)」というポーズを言われる場合がありますが、頑張りましょう。
仕上がりが綺麗だったりして達成感がありますよ。
夢工場さんの場合、撮影後にはアイスクリームが出てきます
撮影後、店内にて手持ちのカメラで撮影会です。
実際のスタジオでは撮影できませんが、入り口付近にも素敵な撮影スポットがあるので、そこで心ゆくまで撮影ができます。
その後は着替えてから画像修正処理のお願いをします。
だいたいこの時点でアイスクリームや飲み物も出てきます。
疲れているので甘いものが美味しい。
もちろん何もしなくてよい人はそのままでOKといえばよいのですが、私の場合はシミとシワの修正をお願いします。
メイクは自分で落とします。
髪もある程度は整えてくれますが、台湾シャンプーに行くというのいいかも。
撮影をして、実際のアルバムが手に届くまでに1か月ほどかかります。(お店によって違うのかわかりませんが、「夢工場」ではそれぐらいです)
1か月って結構忘れたころにアルバムが届く感じなので、その時にまた台湾旅行を思い出すという感じです。
まとめ
興味のある人は、色々な写真館の情報を入手して検討するといいと思います。
私の場合は子どもの衣装が第一優先だったので選択肢があまりありませんでしたが、「夢工場」さんは満足しています。
今は夢工場さんのサイトを見つけることができず残念です。
変身写真ならこちらもおすすめです。